勉強会&カフェ

※現在、全国調査のため、勉強会はしばらく休止しています。再開しましたらFB等でお知らせいたします。

【2017年10月21日 RFC第21回勉強会「里親になるには?!」@大阪】
「里親に興味があるけど情報がない」「養子縁組との違いは?」「申し込んだ後、どんな流れになるの?」「そもそも里親制度って?」そのような疑問に答えるべく、社会的養護・里親制度の基礎知識や、実際の流れについて学びました。次回は年内に東京で開催予定です。

【2017年8月26日 RFC第20回勉強会「緊急!『新しい社会的養育ビジョン』を考える」】


8/2発表の「新しい社会的養育ビジョン」。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000173868.html
「新たな社会的養育の在り方に関する検討会」の提言ですが、今後の社会的養護の方向性を大きく変えるものでした
また、「性的マイノリティ」についての言及がなされている点も画期的です。
今後、この「ビジョン」に沿った施策が実施される予定ですが、どの論点のどの部分が重要なのか、あるいは、どの部分の実効性が問題なのか…さまざまな角度から意見を出しあって、議論しました。

 

 

【2017年4月29日 RFC第19回勉強会「地域とつながる子育て&里親制度」※里親の学校と協働開催

テーマ:「地域とつながる子育て&里親制度」
レポーター:齋藤直巨さん
「チャレンジ!!オープンガバナンス2016」にてオープンガバナンス総合賞を見事獲得された 中野区の里親の齋藤直巨さんをお招きして、実際のプレゼンをお聞きし、そのアイデアを教えていただきました。
教員、省庁職員、自治体職員、里親、施設職員、地方議員、子育て関連団体、記者、研究者…いつも以上に様々な方々の参加で厚みのある勉強会になりました。

【2016年10月22日 RFC第18回勉強会「スペインにおける同性婚、同性カップルの養子縁組について」※里親の学校と共同開催】


テーマ:「スペインにおける同性婚、同性カップルの養子縁組について」
レポーター:横井菜穂子さん(スペイン セビリア大学 大学院 修士課程 ジェンダー専攻)
スペインの法制度、社会状況、そして、同性カップルが養子縁組を通じて心境の変化などを発表していただきました。多様な職種の参加者から質問や意見が飛び交う勉強会となりました。

 

 

【2016年9月10日 RFC第17回勉強会「じっくり解説!改正児童福祉法」※里親の学校と共同開催】 

5月27日、児童福祉法等の一部を改正する法律が、成立しました。
「新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会」の委員を務め、今回の改正に関わった木ノ内博道さんに、改正法のどこに期待するのか、また、今後どの部分をさらに変えていくべきなのか、などについて、その後の「新たな社会的養育の在り方に関する検討会」の資料をもとに話し合いました。法律の専門家、施設職員、里親、研究者と多様な参加者で今後の社会的養護について語り合う時間になりました。

 

(参考資料)
法律案概要
http://www2.shakyo.or.jp/zenminjiren/pdf/topics/jidofukushihou_kaisei.pdf
新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会報告(提言)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000116161.pdf

 

【2016年2月27日 RFC第16回勉強会 「児童福祉法改正をめぐって」※里親の学校と共同開催】

現在厚生労働省に設置された「新たな子ども家庭福祉に関する専門委員会」では児童福祉法の改正作業を行っています。委員の一人である木ノ内博道さんにその動向を聞きながら、社会的養護のあるべき姿を皆さんと話し合いました。

【2016年1月8日 RFC第15回勉強会 「IFCO報告会&新年会」※里親の学校と共同開催】
 

2015年11月、IFCO(International Foster Care Organization: 国際フォスターケア機構)世界大会がシドニーで行われました。
さまざまな国の社会的養護の課題とその取り組みについて、参加した3名がレポートしました。

多様な家族の考察、脱施設化、そして児童福祉法改正とテーマは盛りだくさんでした。
【2015年10月10日 RFC第14回勉強会 「子どもの権利条約と日本の社会的養護」
※里親の学校、IFCAユースチーム、千葉県里親家庭支援センターと共同開催】

今回のテーマは「子どもの権利条約と日本の社会的養護」。
レポーターは木ノ内博道さん(里親の学校、千葉県里親家庭支援センター)。
15名の参加者の方とともに、意見交換を行いました。

 「子どもに関する権利条約」や「子どもの代替的養護に関する指針」、これまでの日本からの報告書、日本の報告に対して行われた国連子どもの権利委員会の総括所見と勧告などを、社会的養護の観点から総点検!
との内容で初参加の方も多くいらっしゃいました。(福島県からの参加者も!)

毎回、初めての参加者がおられて、広がりを感じます。
今日はユースの方からの説明や意見も聞けて、盛りだくさんの内容となりました。

 

 

【2015年6月28日 RFC第13回勉強会「アメリカの児童虐待の予防的対応」
※里親の学校と共同開催】

RFC×里親の学校合同勉強会、本日のテーマは「アメリカの児童虐待の予防的対応」。
ゲストスピーカーは山口修平さん(一宮学園 職員)。
昨年10月の「資生堂児童福祉海外研修」で、アメリカ・コロラド州、ワシントン、ニューヨークを視察された山口さんに、アメリカの最新の児童虐待の対応についてお話を聞きました。

虐待に対して社会の各システムがどう関わっているかについて、見取り図を用いて、NPO、行政、司法、警察、施設・・・様々な訪問先の話をしていただきました。 予算規模と人員がまるで違うので、そのまま輸入できる話ではないものの、いろいろと日本の虐待対応に取りいれられる部分もあるように感じました。

参加者は11名と少なめだったものの、児童相談所や施設職員など現場の真っただ中にいる方々で意見交換し、日本の課題について話し合いました。

 

 

【2015年6月7日 「LGBT×さとおやカフェ」を開催!】

表参道カフェ gossip にて、「紡ぐ」さんとのコラボで、LGBT×さとおやカフェを開催!

ゲストの里親さんたちを囲んで、いろんな話が飛び交い、楽しく、考えさせられる時間でした。

カフェで話し合って、みんなでまとまった意見は、


 里親制度は子どもたちのためのものであること、そして、そこに関われる大人は多ければ多いほど多様であれば多様であるほどいいこと、だからこそLGBTも含めて多様な大人が少しでも参加しやすい形にしていくほうがいいということ。


 それから、里親さんの話を聞けば聞くほど、今後、社会的養護のあり方は柔軟な形になるだろうと強く思いました。ゲストの里親さんからは、夫婦でないとダメだと最初は少し諦めていたお話や、性的マイノリティ当事者であり里親であるという立場からのお話もありました。 もし子どもたちに関わりたいと望む方(LGBTを含めて)がいれば、「自分はこうだからダメ」とあきらめずどんどん模索し、トライしてほしいとも思いました。(何度も言いますが「法律上ダメ」ではありません)

そして、多様な方が手を挙げた時に、きちんと対応していただけるための体制づくりこそRFCが取り組むべきことなのだと思います。
参加してくださった方、本当にありがとうございました!
いつも安心な空間とおいしいランチを提供してくださるゴシップさんにも感謝です!

 

 

 

【2015年5月31日 RFC第12回勉強会

「要保護児童の多重的逆境について」※千葉県里親家庭支援センター・里親の学校と合同開催】

今回のゲストスピーカーは池上和子さんでした。
池上和子さんは臨床心理士。昭和女子大学女性文化研究所非常勤講師、研究員。赤坂アイ心理臨床センター代表。精神分析的心理臨床を基礎に里親や児童養護施設への支援、研修を中心に活動。全国里親会、研究員。

池上彰編『日本の大課題 子どもの貧困――社会的養護の現場から考える』(ちくま新書)

※下記にリンク先あり

にも執筆されています。


今回は要保護児童が抱える多重的逆境についてご著書に沿ってお話しいただき、その後、このテーマに関連した質疑を行いました。統計を示しながらの説明は大変わかりやすく、単に「貧困」のワードだけでは説明しきれない縦横的な課題があることがわかりました。

 

里親・養親の方々、施設職員など15名の参加があり、子どもたちの置かれた環境について「自分たちには何ができるだろうか」と熱く議論を行いました。

たくさんのご参加、ありがとうございました。

 

【2015年3月21日 RFC第11回勉強会「マイノリティの子どもとともに」※里親の学校と合同開催】

 


新宿2丁目:aktaにて、

  「マイノリティの子どもとともに」

を開催しました。

 

ゲストの「LGBTの家族と友人をつなぐ会」小林ご夫妻、参加してくださったみなさま、ありがとうございました。21名の参加でした。

 

小林さんの「生まれ落ちたら、その子はその子」という親と子の関わり方に関する力強い言葉に聞き入りました。夫婦漫才のような語りの中にも、とてもとても大切なメッセージがたくさんありました。

参加者の皆様からも、質問(というか悩み相談?)が飛び出したり、そもそも家族とは、という深い議論も出てきて、盛り上がりつつ、そしていつものごとく散らかしながら(?)、勉強会を終えました。 
※宝塚大学・日高教授より冊子「わが子の声を受け止めて」をご提供いただき、参加者に配布しました。
 

【2014年9月7日 RFC第10回勉強会「児童養護施設の性教育」※里親の学校と合同開催】

 


 児童養護施設は、子どもたちが親から離れて暮らす生活施設ですが、施設内では、性的虐待を受けた子どもや知的なハンディを抱えた子どもなど様々な子どもたちが生活しており、学校・家庭での性教育と違った難しさがあります。また、いくつかの施設での子どもたち同士の性暴力事件なども報告されており、児童養護施設での性教育の重要性が高まっております。

職員は、思春期を迎える不安、恋愛や交際など、常に子どもたちの性に向き合う場面がありますが、どのように子どもたちに性について教えていくべきなのか、山口修平さん(一宮学園 職員)をゲストに、山口さんの経験談・実践例をもとに性教育について考えました。

山口さんの勤務する施設で起こった性暴力事件。その背景、抑圧されたものが抑圧をするという連鎖や、「境界」の大切さ、その後の取組み…さまざまな事例をお話いただきました。
  また、児童養護施設にはLGBTの子どもたちがいます。当事者の子どもやその周りの子どもたちにどのようにLGBTについて教えていくべきかについても熱く議論をしました。

 今回は岩手や静岡からお越しの参加者もいました。

施設職員、PTA活動に取り組む保護者、里親さん・・・参加者の方のいろいろな角度からの意見にハッとしたり頷いたり。

意義のある時間を過ごしました。  

 

【2014年5月31日 RFC第9回勉強会「最近の養子縁組問題の動向~LGBT家族を含めて」

※「里親の学校」と合同開催】

 

先日、他人が出産した女児を出生直後から7年間育ててきた栃木県の50代の夫婦が、特別養子縁組を結べるよう求めた家事審判で、宇都宮家裁が実の親の同意がなくても「子供の福祉のため」と縁組を認める決定をしていたことが報道されました。また、性同一性障害で男性から性別変更した大阪府の三十代女性が結婚後、里親の「母親」として児童養護施設から引き取った男児(3つ)との特別養子縁組を申し立て、大阪家裁に認められたという報道がありました。 

 LGBTを含め親子のあり方をめぐる司法の判断は大きく変化しつつあります。

 血縁関係のない者が親子になる養子縁組制度はどのように変わるべきか、LGBT家族をめぐる法制度はどうあるべきか… 

生殖技術・養子縁組・里親・児童養護研究の第一人者であり、全国養子縁組団体協議会の代表理事を務める白井千晶さん(静岡大学人文社会科学部准教授)をゲストにお呼びして、話を伺いました。

20名を超える参加者の方から意見・質問があり、充実した勉強会となりました。

現時点での社会的養護への関わり方として、普通養子縁組における可能性、ファミリーホームの可能性、白井先生の貴重な事例と提案もあり、こちらの勉強会はメディアでも取り上げられました。 

 

※参考

2014.4.2

性同一性障害で男性から女性へ性別変更した方が結婚後、「母親」として児童養護施設から引き取った男児との特別養子縁組を申し立て、大阪家裁に認められた、との報道がありました。

(認定は2012年に行われたとのこと)

 

【2014年3月23日 RFC第8回勉強会「子どもたちを取り巻く環境②」※「里親の学校」と合同開催】
今回は前回と同様に、子どもの権利擁護の活動に尽力されている山下敏雅弁護士をゲストスピーカーとしてお招きしました。実際の事例をもとに、傷ついた子どもたちに大人がどう寄り添っていけるのかということについて参加者のみなさんとともに考える機会となりました。

ケースをもとに、あの時、あそこで、大人があんな対応をすればその子の人生は変わっていたのかも…そしてそのチャンスは何度も訪れていたのではないか…といったことを話し合いながら、自尊感情をはぐくむことの大切さを語り合いました。

今回はフォスターユースの方にも加わっていただき、貴重なご意見をいただきました。

参加者の方々、ありがとうございました!

【2014年2月1日 RFC第7回勉強会「多様な家族と子どもたちを取り巻く環境」

※「里親の学校」と合同開催 】

 

昨年12月11日、性同一性障害のため女性から男性に性別の取扱いを変更した夫とその妻が、第三者精子提供の人工授精によって生まれた長男について、夫を長男の父と認めるよう求めた裁判で、最高裁第3小法廷は、父子関係を認める決定を出しました。
長年にわたり、申立人の代理人をつとめた山下敏雅弁護士に、裁判の決定の意義、LGBTを含む多様な家族についてお話していただきました。


また、山下弁護士は子どもの権利擁護の活動に尽力されており、現代の子どもたちを取り巻く環境や問題点、取り組まれている活動などについてもご報告いただきました。

 

法律の実務家、研究者、里親さん…様々な分野の方に参加していただきました。

様々な意見や質問が出て、意義深い勉強会となりました。

裁判の話では、実際に原告の方がどのような書類を提出し、どのような対応をされたか、という生の体験に即してその「理不尽さ」を知ることができました。

山下弁護士が取り組まれている子どもたちに関する活動については「もっと話が聞きたい」との声もあり、第二弾を企画中です!
 

 

【2013年11月2日 RFC第6回勉強会 シアトル報告 ※「里親の学校」と合同開催】

 

今年5月、里親の学校の木ノ内さん、梶さんが、モッキンバード・ソサエティをはじめとするシアトルの社会的養護の関係機関を視察しました。また、今年8月、RFCの藤がシアトルのLGBT専門の社会的養護の関係機関などを視察しました。  

その合同視察報告を行いました!

元児童養護施設職員、大学生、法律の専門家等々、様々なバックグラウンドを持つ方々にお集まりいただきました。 アメリカの「パーマネンシー」という考え方に基づくフォスターケアシステムなど全体像を見渡した後、LGBTという切り口でアメリカのフォスターケアのあり方をご紹介させていただきました。
鋭いご質問や貴重なご意見があり、終了時間を過ぎてもなお意見交換は続き、意義深い勉強会になりました。

 

【2013年8月10日 RFC第5回勉強会(大阪)】

テーマ:「里親制度・養子縁組制度の可能性/LGBTへの偏見を考える」
参加者とともに、LGBTの里親・養子縁組について法律と制度の壁について学び、討議しました。LGBTが子供を育てることへの批判について考えました。

 

【2013年6月23日 RFC第4回勉強会(東京)】※「里親の学校」と合同開催

 

 テーマ:「養子縁組について/LGBTと家族」

「養子縁組」制度について、里親制度との比較、共通点と相違点などを勉強しました。

参加者の方は、法律分野に詳しい方、政策立案に詳しい方、海外事情に詳しい方…バラエティに富んでいて、様々な分野からの貴重なご意見を伺いました。

 

【2013年4月27日 RFC第3回勉強会(東京)】※「里親の学校」と合同開催

【2013年3月24日 RFC第2回勉強会(大阪)】

【2013年2月16日 RFC第1回勉強会(東京)】