「さとおやオピニオン」を公開しました。(2016年9月)

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【公開版】さとおやオピニオン(配布用) .pdf
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2015年7月8日、一般社団法人レインボーフォスターケア(当時は任意団体)は、大阪市淀川区LGBT支援事業の一環として行われている大阪市職員との意見交換会(テーマ:「LGBTと里親」)に出席しました。


出席に先立ち、所要2時間の意見交換会では、「『LGBTと里親』について意見を伝えきれないのではないか」という懸念があり、3頁に掲載されているとおり「さとおやオピニオン」を募集し、集まった意見を冊子にまとめ、意見交換会に出席していた大阪市職員、里親委託業務を行う公益社団法人職員の方々に手渡しました。


その意見交換開催後、LGBT支援事業ニュースレター「虹色ニュース!」2015年9月号にて、淀川区榊区長とLGBT支援事業担当職員が大阪市こども相談センター所長と面談のうえ確認した内容として、大阪市こども相談センターから、

 

・里親として適任者であれば、差別や偏見でもってLGBT当事者を排除することは絶対にない
・私達(こども相談センター)を信用してください! 
・まずは、直接、相談に来てください!

 

とのメッセージが発信されました。


自治体サイドから「里親として適任者であれば、差別や偏見でもってLGBT当事者を排除することは絶対にない」「相談に来てください」とのメッセージが発信されることは非常に画期的です。自治体を動かしたのは、先立って行われた意見交換会において市職員の方々に手渡された「さとおやオピニオン」の冊子が大きな役割を果たしているものと思われます。
私たちは、この冊子の内容をもっと多くの人に広めたいと思い、執筆者の了解を得て公開することにいたしました。 

 多くの方に読んでいただき、「LGBT(性的マイノリティ)と里親制度」について考えを深めていただければ幸いです。

 

※ダウンロードして配布される場合は、配布前にrainbowfoster13@gmail.comまでご連絡をお願いします。

 

【2017年4月18日 朝日新聞にて「さとおやオピニオン」がとりあげられました】

記事の中で「LGBT当事者や里親から集めた体験や意見を冊子にまとめ」と紹介されています。

市民の力が行政を動かした経緯がまとめられています。